2009年05月20日
アスパラガス
最もよくこの名で呼ばれるのは、栽培作物のアスパラガス (A. officinalis) である。原産は地中海東部。和名はオランダキジカクシ(阿蘭陀(和蘭)雉隠)、オランダウド(阿蘭陀(和蘭)独活)、マツバウド(松葉独活)といい、成長すると細かく切れた葉に見える枝がキジが隠れることができるほど生い茂ることに由来する。アスパラと略称されることがある。
日本・中国・朝鮮には、自生種のキジカクシ (A. schoberioides)、 クサスギカズラ (A. cochinchinensis) などが分布する。キジカクシの茎は食用になり、クサスギカズラの根茎(天門冬)は薬用になる。
アスパラガス属の中には A. plumosus 、 A. asparagoides 、 A. myriocladus など観葉植物にされるものがいくつかある。 江戸時代にオランダ船から鑑賞用として日本にもたらされたが、食用として導入されたのは明治時代。そして本格的な栽培が始まったのは大正時代からで、欧米への輸出用缶詰に使うホワイトアスパラガスが始まりであった。その後国内でも消費されるようになり、昭和40年代以降はグリーンアスパラガスが主流となった。現在では生のホワイトアスパラガスや調理しやすいミニアスパラガスなどが店頭に並んでいる。 アスパラガスを食べると尿が強い臭いを発する人もいるが、これはアスパラガスに含まれる代謝物質によるもので害はない。
栽培
本州中部では4月下旬頃から6月にかけて若芽が成長し、低温期は1日1回、高温期は1日2回収穫する。長さが25cmくらいに伸びた柔らかい茎を食用とする。土を被せ遮光栽培した白いものをホワイトアスパラガス(白アスパラ)といい、それに対して普通に育てた緑色のものはグリーンアスパラガスという。ドイツでは白アスパラはSpargel(シュパーゲル)と呼ばれ、日本でいう筍のような春の味覚として珍重されている。近年、アントシアニン色素の多い紫色品種のアスパラガスが登場したが、加熱すると紫色は失われグリーンアスパラガスと変わらない外見になる。ホワイトアスパラガスの栽培には、土を被せず鉄道などの廃トンネルを利用した栽培も行われている。何れも家庭菜園でも容易に栽培可能。
雌雄異株であるが、雄株のほうが勢いが強く収穫量も多いが、1年生株の促成栽培では、雌株の方が茎径が太く成育が旺盛である[1]。しかし、外見では見分けられないので、花が咲くまで待たなければならない。翌年の良質な芽の発生のためには、収穫しすぎない事と夏に茎が倒れずに十分に繁茂している必要がある。
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繁殖は実生による。4月から5月にかけてが蒔き時であるが、収穫できる株に仕上げるまでに、2-3年かかる。春になると園芸店などに、その年から収穫できる苗が出回る。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
アスパラガス、今年は不作のようです。
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